学校関係者の方へ

通信制高校サポート校は、学校教育法に定められた教育機関ではありません。はまゆう高等学院を卒業しただけでは高校卒業資格を得ることはできず、また「はまゆう高等学院を卒業」という言葉は適切でもありません。はまゆう高等学院と同時に在籍した通信制高校の高校卒業資格を得ることとなります。はまゆう高等学院はあくまでも通信制高校を卒業するお手伝いをする民間の教育機関です。

 

どうすればきちんと通信制高校を卒業できるのか、不登校に悩んでいる生徒をどうのように卒業後の進路決定まで導くのか。東京・神奈川・大阪・福岡と各地を渡り、大手通信制高校の現場で得たノウハウをもとに通信制高校サポート校『はまゆう高等学院』を設立しました。この生徒のお手伝いと地域への貢献を考えております。私自身は鹿児島県の出身ですが、宮崎県都城市にも親戚がおり、この地域に不登校生徒・高校中退者の受け入れ先が乏しいことが気になっていました。都心部は同様の通信制高校や通信制高校サポート校の学習センター等、フリースクールが密集しており、生徒が自宅以外に居場所を見つける機会があり、不登校ながらも引きこもりの率は大きく減少傾向にあります。しかしながら、地方都市になると自宅以外の居場所が激減し、学校に行けなくなった(行かなくなった)生徒がより引きこもってしまう傾向にもあります。

行政、教育委員会、そして現場の先生方が直面しているお悩みに、少しでもお力添えできれば、と考えております。

 

また、はまゆう高等学院は複数の通信制高校と提携しておりますが、これは通信制高校からの信頼を得ているということでもあります。提携先の通信制高校は全て一条校(学校教育法第一条に定められた高等学校)ですが、高等学校が民間の教育機関と提携するにはリスクが伴います。現に、数年前話題となった就学支援金不正受給の事件以来、提携先の通信制高校サポート校を大幅に減らしています。それだけでなく、その通信制高校も廃校にまで至っているのです。通信制高校サポート校も法令を遵守し、適切な指導・運営が求められています。不祥事が相次いだこともあり、文部科学省は通信制高校の点検調査期間を実施しています。それだけ厳しい状況にある通信制高校業界で新たに設立する通信制高校サポート校にとって、提携先の通信制高校を確保することも容易ではないのです。一方で、通信制高校が不祥事を起こすようなことがあった場合、こちらも提携を解消することも考えています。法令を遵守し、適切な運営をします。

 

 

そして今後、はまゆう高等学院の教職員は、小中高の現場経験がある者のみ雇用、非常勤講師を雇用していく予定でございます。教員免許状を取得している者、きちんと更新している者のみとすることで、生徒を送り出していただく現場の先生方にもご理解・ご安心・ご納得していただけるよう努めて参ります。

中学校の先生方は、中学3年生の進路選択肢の一つとして。高校の先生方は、原級留置となった生徒の進路変更先の一つとして。当学院をお知り置きください。なお、今後は中学校・高校の先生方をお招きし、学校説明会や不登校などをテーマにした各種講演会を実施して参ります。